リスクとは?
リスクとは、期待リターンがブレる範囲のことです。つまり、結果が変化する範囲のことです。
投資の世界では、リスクは危険というような意味ではなく、不確実性という意味で用いられます。将来の確定しない度合いをリスクというのです。
たとえば、期待リターンが10%、リスクが20の銘柄があるとします。この銘柄は、95%の確率で-30%から+50%の範囲に収まるということになります。
期待リターンもリスクも、過去のデータから求められます。つまり、統計なのです。統計はそこまで信じられないという人もいるかもしれません。
有名なマーク・トゥエインのことばに「嘘には3つある。普通の嘘、真っ赤な嘘、そして統計だ」というものがあるように、統計は信じられないものかもしれません。
でも、そんなこといったら何を頼りに投資をすればよいのか?という話になってしまいます。
今後、統計よりも確実な方法が生み出されるかもしれません。それは否定できないでしょう。人類は進化し続けるものだから。
しかし、常にその時点でのベストな選択をしていくことによってしか、その方法は発見されないのです。
というわけで、期待リターンとリスクを過去のデータから算出し、自分のリスク許容度に応じて運用していくことが大事なのです。
FX会社を比較する上で、信託保全が完全か一部か、全額かなどをしっかり調べるのも大事なことです。資産を預けるのだから妥協はしないようにしましょう。